【レビュー】Nikon ACULON T02(双眼鏡)
Nikonの双眼鏡
昨年の話ですが、ライブと、スポーツ観戦に使えたらな、と双眼鏡が欲しくなり、Nikon ACULON T02を購入しました。
双眼鏡の世界もピンキリです。数千円レベルから、星空の観察用とか、航海用とか、綺麗に、明るく、はっきりと、となると軽く数十万円します。
自分の場合は、サッカーであればカメラで撮影することも多いですし、ライブ観賞もそこまで多くないのでかなり割り切ってエントリークラスにしました。
ここ数年、コンサート観賞用に、エントリークラスの需要が高まっているそうで、各社から色々と出てます。このモデルもぶっちゃけカラバリ増やして型番変えただけですしね。
そんなわけで、まんまとメーカーの「推しの色」戦略に引っかかって、新色の紫を購入した次第です(笑)
外観、サイズ
- 正直、綺麗な紫のカラバリが決め手だった。京都サンガサポにもオススメ(笑)
- プラスチッキーな他社製品が多い中、メタリックカラーが綺麗。
- 十分軽く、持ち出しやすい(195g)ネックストラップで首から吊ってもしんどくならない。
機能性
- ピントリング、視度調整、接眼目当て、眼幅調整と双眼鏡として必要十分。
- 倍率は8倍でギリギリ無理がない。(倍率が大きくなると大きく見える代わりに見える範囲が狭くなるし、手ブレを酷く感じるようになるので)
- もっと明るく、もっと綺麗に、となるなら、より上のクラスに行くしかない(が、大きく、重くなってしまうのでそこはバランス)
- 付属品に接眼レンズキャップ(写真右下)があるけれど、ストラップもないので、失くしてしまいそうなのがちょっと惜しい。
操作性
- 普通。問題なし。コンパクトなので手が小さめの人にも使いやすいんじゃないかな、と思う。
- ピント合わせは手動なので、サッカー観戦の場合は遠いサイド固定でセットプレーやゴール前の混戦時に、という感じで使うのが妥当。
耐久性
- 使用頻度が低く、評価はちょっと難しいかな。今のところ問題なし。
- 防水でないところは正直迷ったが、防水モデルのラバーコーティングが加水分解を起こす、という評価のものが多かったので割り切った。紫もなかったし。ここは割り切り。
まとめ
- ライブや舞台鑑賞、スポーツ観戦に1台くらい持っとこうかな、という感じでオススメ。
- 値段も安い(2021年3月時点で6000円を切ってる)し、カラバリも充実してる。
- 野鳥とか、星空とかより活用する機会が多いならもっと上のクラスに行くしかない。
ちなみに、他社製品だけど、紫色の防水モデルは、ビクセン(Vixen)から「アリーナH8×21WP」というモデルが出ていた。(現在は型落ちモデル)Amazonなんかだとまだ少し在庫が残っているようなので、絶対防水モデルがいい、という方にはそちらをオススメ。色違いの現行モデルであれば店頭で実物を確認できる。
また、紫の双眼鏡は、ケンコー(Kenko)からも出ています。(こちらは防水ではないです)