にじさんじファンのなかには普段Jリーグをご覧にならない方、一度も観たことがない方もいらっしゃると思いますが、これを機に興味を持って、さらには観戦に来ていただけると大変うれしく思います。
そこで、いちJリーグクラブのサポーターとして、ざっくりJリーグと、私が応援している京都サンガF.C.の紹介をしたいと思います。
Jリーグについて
- 日本のプロサッカーリーグです。1993年に始まりました。
- 2022年現在、リーグはJ1、J2、J3の3つのカテゴリがあります。J1を頂点とする上下階層関係となっています。(今回にじさんじがコラボするのはJ1のクラブです)
- クラブ数はJ1が18、J2が22、J3が18、全部で58になります。(2022年時点)
- リーグ戦は総当たりでホーム&アウェイ、自分の本拠地と相手の本拠地で1回ずつ対戦しながら優勝や、下位カテゴリでは上位カテゴリへの昇格(後述)を目指します。
- Jリーグの各クラブの本拠地(ホーム)は全国にあり、北は北海道、南は沖縄まで様々な地域にあります。(ただし、惜しくも全都道府県にある、というわけではありません)
- Jリーグの試合はおおよそ2月下旬から12月上旬まで(ワールドカップなどの関係で多少前後します)、ほぼ毎週末と、たまに平日に開催されます。
- J1とJ2、J2とJ3は毎年上位リーグの下2チームと下位リーグの上位2チームが入れ替わります。(自動降格、自動昇格)
- また、上記の自動昇格/降格に加えて、プレーオフといって、入れ替えのためのトーナメント戦があります。
- J1の場合はリーグ戦の他にカップ戦(Jリーグカップ(通称ルヴァンカップ))があります。
- 試合は前半後半45分ずつの90分で、延長戦はありません。残業がないって素晴らしいですね。
Jリーグのスタジアム観戦の楽しみ方
Jリーグのスタジアムでの試合観戦については次のような楽しみ方があります。
- プロのスポーツ選手による最高峰のプレーの迫力と緊張感
- そんな選手のプレーを間近で見る臨場感
- 個人レベルの戦力差を越えられるチーム連携の妙
- スタジアム全体が盛り上がる応援の一体感と迫力(※)
- スタジアムの内外に用意されるスタジアムグルメや地元物産の出店
- スタジアムで飲むお酒(20歳以上に限る)
- その他イベントなど(※)
- その他諸々「スタジアムで味わう非日常感」
※2022年春時点では声を出す応援ができず、拍手、手拍子、旗振りがメインの応援です。
※コロナ禍のため、イベントも2022年時点では縮小・中止してるところも多いようです。
京都サンガF.C.について
- 京都サンガF.C.は京都に本拠地を構えるJリーグクラブです。
- 京都サンガ、サンガ、と呼ばれます。
- 2011年から11年間、J2で戦っていましたが、昨年J2で2位となって昇格し、2022年はJリーグの一番上のカテゴリのJ1で戦っています。
- チームカラーは紫です。
- チームマスコットは鳳凰がモチーフの「パーサくん」「コトノちゃん」です。
- ホームスタジアムは京都府亀岡市にある「サンガスタジアムbyKYOCERA」です。2020年に完成した最新鋭の球技専用スタジアムです。
- 育成組織に定評があり、出身の若手選手がチームの主力として活躍しています。
- リーグ戦での優勝経験はありませんが、天皇杯全国サッカー選手権大会という、全国のプロ・アマチュアが参加する大会で、優勝したことがあります。(2002年第82回大会)
- メインスポンサーは京セラですが、他にも京都を拠点とする様々な企業にサポートをいただいてます。皆さんご存知のこの企業も。
2016年の京都サンガ発行書籍に掲載された任天堂の広告
京都サンガの見どころ
京都サンガの見どころ、できるだけシンプルにお伝えすると
- サッカーにはいろんなスタイルがあるのですが、今年の京都サンガは「走り回って相手にプレッシャーを与え、ボールを奪ったら一気に相手ゴール目指して走り込む」です。どう猛な猟犬が獲物を目指して走り込む、という感じで、とても迫力があります。
- 育成組織出身の、クラブが育ててきた若い選手が主力の一翼を担ってJ1で戦っている、という成長物語が楽しめます。
- (育成組織出身に限らず)J2、J3で鍛え上げられてJ1に挑む選手達の挑戦と躍動
- 成長著しい若手選手の力と、経験を積んで様々な状況に淀みなく対応するベテラン選手の技の融合
- 最新の球技専用スタジアムで、全席屋根付きで快適に、どの席からも見やすく、臨場感あふれる観戦体験を得られます。
- 選手達がかっこいいです!
- マスコットも可愛いです。
試合を観ようと思ったら
試合を見る方法は
があります。このうち上2つを紹介します。
スタジアムで試合観戦
スタジアムでの観戦は音楽のライブコンサートのような感じで楽しいです。是非一度いらっしゃってください。
Jリーグ公式サイト、各Jリーグクラブ公式サイト、Jリーグチケットサイトなどで日程と会場を確認してチケットを購入してください。
※こちらについては続編でもう少し詳しく紹介します。
DAZN
スタジアムに行けない場合はこちらのサービスでタブレットやスマホで観ることができます。
おまけ:京都サンガのあれこれ
- 1996年にJリーグに参入しまして、2022年で27年目になります。
- Jリーグ参入当時は「京都パープルサンガ」という名称でした。パープルはクラブの前身となる「京都紫光クラブ」の「紫」から来ています。紫は京都のテーマカラーとなっています。
- 2007年に「京都パープルサンガ」から「京都サンガF.C.」にクラブ名称を変更しました。(ただし運営会社は現在も「(株)京都パープルサンガ」)
- 古い話では、Jリーグ参入時は開幕17連敗という記録を打ち立てました(当時引き分けがなく、延長戦で勝敗を決してました)
- Jリーグの中では正直安定して強いわけではなく、J1とJ2を行ったり来たりしているクラブです。エレベータークラブ、とも言われます。
- 行ったり来たり、と言いながら2011年から去年までは11年間、ずっとJ2でもがいていました。
- これまでの最上位はJ1での5位(2002年2ndステージ(※当時は前期、後期で分かれてました))
- 京都サンガ出身の著名な選手としてはパク・チソン(元韓国代表。サンガからステップアップして最終的にマンチェスターユナイテッドに所属)松井大輔(元日本代表。今はJ3のYSCC横浜所属)、久保裕也(元日本代表。今はアメリカのFCシンシナティに所属)、奥川雅也(現在ドイツブンデスリーガ1部のビーレフェルトに所属)などがいます。