banzaimac's diary ver.3.1

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Jリーグの試合観戦をしてみませんか(2.準備編)

前編の紹介編ではJリーグって何、京都サンガって何?っていうのを紹介したところで、今回は実際に一度Jリーグの試合観戦に行ってみようかな、と思い立った方向けに、試合観戦までの流れを紹介したいと思います。

 

前編はこちら

banzaimac.hatenablog.jp

 

 

1.観に行く試合を決めましょう

まずは観に行く試合を決めましょう。

Jリーグの試合は基本的に2月下旬ごろから12月頭くらいまでの週末、たまに平日の開催です。

1年で大体40試合前後あります。

開幕から5月くらいまでと、おおよそ10月以降は昼間、夏場および平日は夜の開催です。

(春先や秋でも試合会場や日程の都合や、他のイベントの兼ね合いなどで夜の開催になることも結構あります。)

各チームとは2試合、自分の本拠地(ホーム)と相手の本拠地(アウェイ)とで1試合ずつ対戦します。

 

試合の選び方はだいたいこの3種類くらいでしょうか。

観たいチームがある→そのチームの試合日程を確認し、試合を選ぶ

興味があるJリーグクラブが決まっていれば、チケット販売サイトの「Jリーグチケット」か、各クラブの公式サイトで日程を確認してください。

www.jleague-ticket.jp

 

各クラブの公式の例として、(僕が応援する)京都サンガF.C.の試合日程のリンクを貼っておきます。

www.sanga-fc.jp

 

京都サンガF.C.に興味があるけど関東に住んでるし、京都に簡単には行きにくい」

という方でも、関東のクラブのホームでも試合があるので、そこで観戦することができます。

(私自身東京在住で、京都での観戦よりも、関東のアウェイゲームの観戦の方が多いです)

 

試合会場から決める→そこを本拠地とするチームの試合日程を確認し、試合を選ぶ

どんなクラブがあるかわからない、という方はJリーグ公式サイトのクラブ一覧から探してみてください。

特に、「住んでいるところから近場でやる試合を観たい」場合はこのクラブ一覧のクラブ名が参考になると思います。

www.jleague.jp

スタジアムもいろいろあり、陸上競技場のトラックの内側を使うスタジアムや、サッカー(およびラグビー)の球技専用スタジアムがあります。断然オススメなのは球技専用スタジアムです。ピッチ(サッカーのコート)と観客席が近く、臨場感があります。

 

観に行ける日程が決まっている→その日の試合日程を確認し、その中から選ぶ

どの試合を観たら良いのかわからないけれど、この日に行ってみたい、この日だったら行ける、という日があるならJリーグのサイトで日程から選ぶと便利だと思います。

www.jleague.jp

 

ポイント

気にしておきたいのは、試合はホームとアウェイのどちらかで行うので、観たいクラブ&試合会場&試合日程がピンポイントで当たるとは限らないということです。

日程に合わせて、遠い対戦相手の本拠地まで旅をするのも、とても面白くてオススメなのですが、さすがに初めての場合はちょっとハードルが高いようにも思います。

 

2.チケットを買いましょう

観に行く試合を決めたら、チケットを買いましょう。

全ての試合はJリーグが運営しているJリーグチケットでオンライン購入できます。

www.jleague-ticket.jp

 

他にもコンビニエンスストアでも販売しています。

 

もし買い忘れても、試合によっては当日券があります。

ただし、事前販売で売り切れる場合や、新型コロナウイルス対策の関係で当日券なし、

というケースもありますので、

当日券より少しお安く購入できる前売りチケットの購入を強くオススメします。

 

2.5.席を選びましょう

サッカーは長方形のピッチを選手たちが縦横無尽に駆け回ります。

座席はざっくり4つに分かれます。

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※スタジアムによってホームとアウェイが逆の場合があります。チケット購入画面に上記のような席割りが表示されるので、確認してください。

ざっくりとしたスタンドの紹介ですが、

  • メインスタンド
    一番試合全体を見やすい席になります。選手や監督がいるベンチもこちら側にあり、選手に指示を出す監督や、選手交代を待つ選手たちも間近に見ることもできます。また、ピッチ内のセレモニーやイベントはこっちを向いて行われます。スタジアムによってはここにしか屋根がないところもあります。TV中継のカメラや記者席はこのスタンドの上にあります。サポーターも多いですが、スポンサーの招待席や、来賓客の席もこちらに用意されます。(そういう意味では普段サッカーを見ない観客の割合が一番多い席、かもしれません)なお、メイン席は指定席となっていることが多いです。
  • バックスタンド
    メイン席と同じくらい全体を見やすい席になります。試合もスタジアムの雰囲気も程よく観察できます。ホームチームを応援してるけど座って応援したい、試合全体を見たい、という人が多いです。メイン席よりちょっと安いです。
  • ゴール裏(ホーム)
    本拠地のクラブを応援するサポーターが集まる席です。だいたい立って応援しています。太鼓を叩いたり、旗を振ったり、(コロナ禍でなければチャント(応援歌)を歌って)応援しています。ピッチが縦方向なので正直若干見にくいです。ただし、手前のゴールシーンはよく見えるので、ゴールが決まった時の興奮度は高いです。
  • ゴール裏(アウェイ)
    対戦相手の本拠地に乗り込んで応援するサポーターが集まる席です。毎回遠征先まで乗り込む熱心なサポーターもいれば、対戦相手の本拠地が就職先や進学先近辺で久々地元のクラブの応援だ!という人もいます。中心部はだいたい立って応援しています。ここもピッチが縦方向なので正直若干見にくいです。

上記以外にもコーナー席(角のところ)などがあります。

 

初観戦の時はピッチを左右に見渡して試合全体を見渡しやすく、落ち着いて観戦ができるメインスタンドまたはバックスタンドをオススメします。

 

ゴール裏以外はどちらかのクラブを応援しているという人もいれば、サッカーが好きで観に来た、雰囲気が好きで来た、普段観ないけど招待券をもらったので来てみた、という人もたくさんいます。

どちらかを応援しないといけない、というものではないのでそこは気楽に構えてください。

 

ゴール裏は観戦よりも前の席の人が旗を振って試合が見えにくいということもあるので、初観戦よりは2回目以降、より「応援に参加したい」と思った時に行ってみるのがあまりストレスにならないかな、と思います。

 

また、メインスタンドやバックスタンドでは座って観戦することになりますが、全く応援しないわけではなく、主に拍手や手拍子で、ホームゴール裏と一体となって応援する方が多いです。

 

また、スタジアムによってはスタンドが2層構造となっている場所もあります。この場合、どちらにするかは完全に好みでいいでしょう。

  • 下層:ピッチに近い、前の方だと選手目線に近く、臨場感がある。
  • 上層:TV中継やゲームのように、ピッチ全体を一望できる

 

なお、チケット料金ですが、ほとんどのスタジアムが、高い方から

メインスタンド > バックスタンド > ゴール裏

の順となっています。

また、メインスタンドやバックスタンドの中でも2段階から3段階に区切って真ん中(センターライン付近)が一番高く、両側の方は少し安くなります。

これは、中心の方がよりピッチ全体を見やすいためです。そのため、スタジアムによってはメインスタンドの端よりバックスタンドの真ん中の方が高いところもあります。

 

アウェイ側のクラブが目的で観戦する場合はメインスタンド、バックスタンドでもアウェイゴール裏寄りの席を選ぶようにしましょう。(この場合、バックスタンドよりメインスタンドの方がオススメです。)

 

3.試合観戦の準備をしよう

チケットを購入したら、試合観戦の準備をしましょう。

持ち物
  • チケット:チケット購入時にQRコード発見にすると忘れる心配がありません
  • 大きなビニール袋:雨の場合にカバンを入れておくため、というのもありますが、足元にカバンを置く際に袋に入れておくと汚れずに済むので結構便利です。
  • 雨具(ポンチョ、レインコート):屋根がないスタジアムの場合で雨の心配がある場合は雨具を用意してください。屋根のあるスタジアムでも風の向きで最前列は濡れる、ということもあります。なお、安全のため、ほとんどのスタジアムで観戦中の傘はNGです。
  • 100均の折りたたみ座布団:スタジアムの椅子はプラスチック製なので、座布団を持って行くとお尻が楽だし冷えません。
  • カメラ(スマホJリーグは一定のルールのもと、試合写真をSNSで公開することを許可しています。良い写真が撮れたらぜひアップしてください。
  • 双眼鏡:サッカーの試合はコンサートと違って、広いピッチを行ったり来たりなのでそこまで出番はないですが、ゴール前など、決まった位置での攻防を見る場合は便利です。わざわざ用意する必要もなく、持っているなら持っていくと便利かも、くらいです。

応援グッズは当日の現地調達すれば良いので、前もって用意する必要はありません。

 

服装

札幌の本拠地の札幌ドーム以外は屋外なので、基本的に「外で約2時間動かずに耐えられる格好」です。

冬は寒さ対策、夏は暑さ対策、春は花粉症対策をしっかりしましょう。

同様に日差し対策、雨対策もですね。

 

ドレスコード

服装なんてなんでも良いのですが、ほんのちょっとだけ意識しておくと良いのが

  • ホームチームのカラーを入れるとスタジアムの一体感を満喫しやすくなる
  • アウェイチームのチームカラーをメインとする服装は場所によってはちょっと浮いちゃうかも

です。

 

アーティストのイメージカラーのように、Jリーグの各クラブもクラブカラーがあります。

ですので、観客の多くは応援するクラブのグッズや、クラブカラーのものを身につけてやってきます。

サッカーの場合は「試合」なので、アウェイチームの色が強調されるような服装だと、ホーム側のサポーターの中でちょっと場違い感が出ることもある、ってくらいをほんの少しだけ気にしてもらえればと思います。

ただし、ゴール裏の席にする場合はこのルールをちょっと強めに意識しましょう。

 

移動手段の確認

多くのスタジアムは公共交通機関での来場を推奨しています。

あらかじめ確認しておきましょう。

Jリーグクラブの公式サイトに、スタジアムアクセスが掲載されています。

駅から遠い場合はシャトルバスが運行されているところもあります。

 

駐車場が用意されている場合、スタジアム近辺の渋滞が予想されます。余裕を持って向かいましょう。

また、入庫以上に出庫に非常に時間がかかります。覚悟しましょう。

 

体調を整える

屋外に2時間出っぱなし、というのは意外とエネルギーを使います。

しっかり体調を整えましょう。

 

4.スタジアムに行きましょう

試合当日、余裕を持ってスタジアムに行きましょう。

 

たいていキックオフ(試合開始)の2時間〜1時間半前に開場します。

また、キックオフまではスタジアムグルメ、イベントなどを楽しめます。(3〜4時間前からやっています)

ぜひ試合以外の部分も楽しんでください。

 

万が一、体調が芳しくない場合は無理をしないようにしましょう。

 

 

後編に続きます。